突然の吐血・下血(黒色タール便)
9月24日 在宅療養を選択して、はじめてのパニック(危険な状態)
父の排便について。
9月8日退院以降、
翌週に一度だけ
お通じがあったものの
その後、
まったく出ていなかった。
(かれこれ、10日間ほど
まともなウ○コが出ていない)
お昼ごろに
父に呼ばれ
「今、いっぱい出た!」と
報告があった。
(父は何か身体に
変化があると
いいことも、悪いことも
必ず、報告してくれる)
オプソ(医療用麻薬)を
飲みはじめて
その副作用なのか、
そもそも
食事量が少ないからなのか
処方される薬を飲んでも
ちーっとも
(うんとも、すんとも)
出なかったウ○コちゃんに
ようやく動きが!!!
父・本人
「カレーパンが食べたい」
母
「お祝いしなくっちゃね」
わたし
「ワインで乾杯しよう♪」
なんて言いながら
お通じがあったことを
みんなで喜び
笑い合った。
その日の午後、喜んだのも束の間、大惨事に。
夕方の買い物の前に
ひと仕事、片付けようと
2階でPCに向かい
テキストを打っていたところ……
突然、下から
父のはげしく吐く(えずく)声が
聞こえてきた。
様子を見に行った母が
動揺を隠せない
叫び声で
私を呼ぶ。
あわてて
下へ降りていくと
とんでもないことに
なっていた。
嘔吐、
ゴミ箱のビニールでは足らず
床のキリムの上にも
黒っぽい吐物のかたまりが
流れ落ちていた。
父は顔面蒼白
荒い呼吸
涙をぼろぼろ出しながら
苦しそうに
咳混じりの
えずきを繰り返していた。
背中をさすりながら
表情を確認する。
酸素チューブをつけた
鼻の穴にも
ドス黒い茶色の吐物が
いっぱい、つまっていた。
幸いにも、
意識はしっかりしている。
でも
そこで終わりではなかった。
「トイレに行く。
下からも出る」
といって
立ち上がった瞬間
「間に合わん…..」
母に支えられながら
フラフラになってトイレへと歩く
父の足をつたって
黒色のドロドロした
タール状の便が
床のキリムの上へ
流れ落ち、
大きなシミをつくっていった。
トイレの便座に
座り込んだあとも
引き続き
ものすごい量の
タール状のものが出て
父はその体勢のまま、
顔も手も足も
蒼白(真っ白)になって
動けなくなった。
ただ事ではない出来事に
母と私は
パニック状態で
とにかく
かかりつけの先生と
訪問看護ステーションへと
電話をして
助けを求めた。
訪問看護師さん、かかりつけドクター到着
母が
父の下血で汚れた身体を拭き
衣服とトランクスを
着替えさせた。
(いざという時の
母の対応がほんとうに
素晴らしかった)
ふたりで
父に肩を貸しながら
リビングのソファーまで移動。
横向きに寝かせた状態で
看護師さんとドクターを待つ。
「大丈夫だよ
すぐに看護師さんと
ドクターが来てくれるからね」
声をかけながら
父の手をにぎる。
指先が白っぽくなって
冷たい。
意識がしっかりとしているのが
本当にありがたい。
(大丈夫。大丈夫)
上からも
下からも
すっかり出し切ったので
父は少しラクになった様子。
顔色も戻ってきた。
呼吸も落ち着いている。
ーーーーーーーーーー
一足先に
看護師さんが到着した。
「どうですか?」
彼女は
トイレの扉の前に
ひとまとめにしておいた
吐血・下血あとの
ペーパーやシーツを
写真に撮り、
一連の状況をヒアリングしながら
テキパキと
看護をスタートした。
落ち着いた声と態度で
意識の確認と
体温、血圧、酸素濃度を
計ってくれる。
パニクっている私たちを
100%の安心感で
包んでくれた。
「お父様、落ち着いてますね。
意識もしっかりしているし
数値も安定しているから
このままで大丈夫。
・
胸の雑音もありませんから
誤嚥などはありません。
安心してください。
・
鼻につまっている吐物を
吸引しましょう。
・
あと、
手を洗うために
洗面器と人肌のお湯を
用意してください」
(さすが、
看護師さん)
その後も
ベッドまわりに敷く
ケアシーツ(表面吸水・裏面防水)
万が一、
再び下血があるといけないので
紙パンツに尿取りパッドを装着
その他、
口が渇いたとき用に
「森永、ICE BOX!」など
買い揃えておくとよいものを
アドバイスをくれた。
▼
PS.
たしかに、コレ、
美味しいし
ひと口サイズで
手軽に水分補給できるので
とても助かります!
吐血・下血が黒色の理由(ワケ)
今回、
父の口から出たものと
肛門から出たものが
ほとんど同じ色と様相だった。
コーヒー色、
ドス黒いドロっとしたもの。
粘膜みたいなものも
混じっていた。
▼
「胃潰瘍か、十二指腸潰瘍だね。
出血した血が
胃酸によって
酸化して
こういう黒色になるんだよ」
…………
「ふつう
この状態だと
入院ということに
なるんだけれど
お父さんの場合は
病院嫌いだし、
入院も、もう絶対に嫌でしょ?」
父は無言でうなずく。
「こんな状態で
入院したら、胃カメラ飲んで
また、いろんな検査されて
点滴だのなんだの
チューブつけられて
大変だからね……」
(ドクターは
私たち家族の思いを
ちゃんとわかってる。
まったく、その通り!)
「そんなのは
2度とごめんだ」
父は弱々しく、
でも、きっぱりと
病院へは行かない、と
宣言した。
(父が前回の退院のとき
緩和ケアの先生にも
自宅で死にたい、と
ちゃんと伝えていた)
*
9月25日〜26日 血圧
昨日、
ドクターと看護師さんが帰った後
夜も安定した状態を保ち
いつも通りの朝を迎えた。
朝も自分で
トイレに行けるほど。
酸素:3L/分(常時)
オプソ(5mg・2.5ml):3回/日
今日から、
エソメプラゾール:1回/日
(胃酸の分泌をおさえるお薬)が新たに加わった。
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【血圧(脈拍)】
《午前》
7:45 127 / 64 (89)
8:57 122 / 57 (81)
#アロマトリートメント
★エソメプラゾール(胃酸の分泌をおさえるお薬)
★オプソ
《午後》
14:20 131 / 70 (94)
15:45 117/ 60 (83)
18:25 123 / 63 (85)
★オプソ
#アロマトリートメント
朝までぐっすり睡眠〜
《早朝》
4:30 117 / 61(79)
★オプソ
9月28日 血圧低下・頻脈・不整脈
血圧の上が100を下回り
下も60を切っている状態が
平均的となっている。
気になるのは
「頻脈」と「不整脈」。
念の為、
訪問日ではないが
看護師さんに来てもらい
血圧・酸素濃度など
チェックしてもらった。
看護師さんが測っても
血圧(92 / 40)
頻脈+不整脈
だった。
酸素濃度は94だったので
3.5L/分に上げて
様子を見る。
両脇の肋骨部分を
サポートしながら
腹式呼吸を促すと
酸素濃度も上がって安定した。
【在宅で介護をするご家族の皆さまへ】
おうちでケア・これがあれば、ひと安心(家族の強い味方!)
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するときにも使います♪)
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